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MBAイベント有効活用法

学校関係者によるMBA留学イベントを10倍活用する方法

毎年、7 月ぐらいから翌年の1 月ぐらいまで、学校関係者が実施するさまざまなイベントが開催されます。プログラムの卒業生や、実際の入学審査に関わる審査官などと直接話しができるこういった貴重な機会をより有効に利用するためにも、事前にできる必要最低限の準備をしてから参加するようにしましょう。

I. MBA 留学イベントを把握する
イベントがいつ、どこで実施されるのか、といった情報がどういったタイミングで告知されるのかはさまざまです。ですから、多少手間でもそれぞれに告知の可能性があるサイトを頻繁にチェックしたり、学校やイベントを実施する団体のe-mail ニュースレターなどに登録して情報を入手します。

1.各MBA プログラム学校のホームページ&ニュースレター
毎年8 月の終わりぐらいから各プログラムが全世界各地で行う学校説明会などの日程がホームページ上に掲載されます。また、場合によってはシーズン途中で決定したインタビューのための来日など、イベントの日程は常にアップデートされています。人気の高いプログラムの場合には、ニュースレターなどで発信する前にホームページ上に掲載してすぐに予約が一杯になってしまう場合もありますので、志望度の高いプログラムのホームページはより頻繁にチェックしてみるとよいでしょう。

2.ツアー団体のスケジュールをチェック
それぞれのプログラムごとに来日の日程を組んでいる場合もありますが、多くは、毎年、秋(9 月、11 月)にツアーでまとまって日本にきます。こういったツアーを運営している団体のホームページには、早くから日程が掲載され、また、参加予定校も随時アップデートされていますので、必ずチェックしましょう。

3.予備校などでのイベント情報を入手
アゴス・ジャパンでは、年間を通して、学校関係者や、卒業生・在校生などと連絡を密にとり、学校説明会や体験談セミナーなどを数多く実施しています。当校で行われるイベントでは、一般のものに比べるとターゲットも絞られた、より質の高い出願者が集まる傾向にあると、学校関係者にも評判です。また、定期的に発信されるニュースレターや校内の掲示板等においても当校主催のイベントだけでなく、年間を通して行われるさまざまな学校関連のイベント告知を積極的に行っていますので、要チェックです。
アゴスジャパン 学校説明会、イベント、セミナー情報はこちら


II. 参加する前の事前準備
参加する前にはあらかじめ必要最低限の準備をしておくことがマナーです。すでに公開されている情報を繰り返して質問してしまったりしないように、プログラムのホームページを事前に読んで理解しておくことが必要です。特に、FAQ などは、学校側もあえて多く聞かれる質問をまとめているわけですから、そこでカバーされている質問などは最低限理解しておきましょう。また、少ない時間を有効に利用できるように、あらかじめ聞きたいことは整理しておくなどの準備をしておきましょう。


III. 参加する目的
参加する目的は、参加する人の準備の度合いやイベントの開催時期などによってさまざまです。限られた時間ですので、あまり欲張らずに優先順位をつけて効率よく目的を達成できるようにしましょう。参加する目的では主に以下のようなものがあります。
(1) プログラムについての詳細を把握する
(2) Admission と直接話しをする
(3) 卒業生・在校生と話をする
(4) 今後のコンタクト先を入手する
(5) 配布資料を入手する


IV. 留学イベント種類別有効活用法
イベントの種類は大きく分けると2 つに分かれます。それぞれに長所や短所があり、それらをふまえた上で有効に利用するようにしましょう。

1.学校説明会タイプ
それぞれの学校がプログラムについてのプレゼンテーションをレクチャー形式で行う方法。入学審査官がプログラム全体の説明を行った後に、卒業生の協力によるパネルディスカッションや懇談会などがある場合もあります。また、最近では、卒業生・在校生だけで企画・運営する学校説明会も増えてきました。こういった説明会では、プログラムに関する情報を広く網羅するので、自分が気づかなかった点や、そのプログラムの特徴を効率よく理解することができます。一方で、ホームページなどですでに十分な理解を得られている場合には、その情報の繰り返しになる部分も多く、プレゼンテーションだけでは新しい情報を得ることがなかった、ということにもなりかねません。そこで重要なのは、プレゼンテーションの後にあるQ&A の時間や懇談会などを有効に利用して、自分の聞きたかった質問をすることで、機会を有効に利用することができます。

2.留学フェアタイプ
大きな部屋に多数のプログラムがブースを設け、出願予定者が興味のあるプログラムのブースを回って待機している入学審査官や在校生・卒業生に質問をする形式。個々に質問できるため、自身のプライベートな事情なども踏まえて質問でき、また、一度に複数の学校を回ることができるのがメリットです。一方で、多くの場合、トップスクールのブースに出願者が集中し、質問できるまでに長時間待たされることもあり、効率が悪いと感じることがあります。こういった形式のイベントでは多少の待ち時間はやむを得ないと覚悟して参加する必要があります。その上で、前に並んでいる人の会話を聞いたり、ブースに並んでいる人同士で情報交換をしたり、終了時間間際などの場合には、1 対1 ではなく、小グループセッションにしてもらうなど工夫することもできます。また、平日夜のイベントの場合には、午後7 時前の比較的すいている時間などを狙っていくなども一つの方法です。
イベントに参加する際には、最低限の準備を怠らず、学校側や他に参加している方々へのマナーを守って効率よく利用しましょう。基本的に、こういったイベントに参加することが、直接入学審査に関連しているわけではありませんが、そこで得られた情報やネットワークをその後の出願プロセスに生かすかどうかは、あなた次第です。忙しい時間の合間を縫って参加するわけですから、できるだけ有効に活用してください。


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